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ハーブのもつ“癒しの力”
古代文明においては神秘的な治療薬として崇拝されたハーブ。ハーブにまつわる伝説や神話、儀式、風習などをご紹介します。
(監修:リュー・デ・デリス主宰 藤森知美)
2.水星のハーブ・ラベンダー
2.水星のハーブ・ラベンダー
ラベンダーというと、南仏や北海道・富良野の見渡す限りの風景を思い浮かべる方も多いと思います。最近では、アロマセラピストの恋を描いた映画でプロヴァンス地方のラベンダー畑が話題になりました。近世では緑の芝生のかわりに、ラベンダーを絨毯のように植えることが流行したそうです。今も昔も、ラベンダーは人気があるのですね。

ラベンダーの古代の花言葉「沈黙」
古代エジプトのテーベ(古代都市)では、ラベンダーは聖なる庭で栽培され、エジプト人はこのハーブをとても尊んだそうです。ラベンダーの香料は、ミイラづくりの儀式に使う香油の材料で非常に高価なものでした。また、お墓の中に一緒にしたそうです。ツタンカーメンのお墓が発掘されたとき、ラベンダーの香りがお墓の中に強く残っていたのは有名な話ですが、3000年もの時を経過しても、なお“沈黙”の中で香り続けるなんて神秘的ですね。

ラベンダーの花言葉「貞操」「不信」
ラベンダーの花を、結婚式でのフラワーシャワーに使われているのをイギリスで見たことがあります。アイルランドの花嫁は幸運のおまじないとして、ラベンダーの靴下どめを身につけたり、ウェディングドレスに香りつけをしたりするのだそうです。なにかとてもロマンチックな話ですが、それもそのはず、ラベンダーは昔から恋人たちの愛情の証としての贈り物であったり、ラベンダーの匂い袋を肌身離さず持っていれば恋人をひきつけるといわれ、“愛”のハーブとしていろいろな場面で使われてきたのです。イギリスのチャールズ2世はプロポーズのときにラベンダーの匂い袋に金色のリボンをつけて持って行ったのだそうです。みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか?

伝説によると、聖母マリアは幼子イエスの産着をラベンダー香水で洗ったといわれています。そのせいなのか、ギリシャ、ローマでは最も人気のある入浴剤でしたし、イギリスでも芳香石鹸の材料にされてきました。日本でもリネンウォーターとしてラベンダーは人気があります。よい香りだけでなく、防虫、殺菌効果も期待できるのがうれしいですね。

ラベンダーというとエリザベス1世が有名です。彼女の食卓にはいつもラベンダーの砂糖漬けが添えられており、肉料理やフルーツサラダの薬味に使ったそうです。また、片頭痛持ちだった彼女は、ラベンダーのハーブティーを毎日10杯も飲み、ラベンダー香水に大金をつぎこんでいたといわれています。その後、19世紀には憂鬱気分の気つけ薬として広まり、ラベンダーの香水の小瓶をバッグに入れずに外出する婦人は、きちんとしたレディーとして扱ってもらえなかったそうです。レディーにしかめっ面は似合いませんものね。

水星のハーブの特徴
水星のハーブは、便秘や憂鬱気分になりやすい人に用いるとよいとされています。ラベンダー以外にもレモングラス、フェンネル、クラリーセージ、バレリアンなどがあります。

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